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2009-8 第4問 (7)

Unicodeとは、世界中で用いられるすべての文字を共通の方法で符号化して扱うための標準規格である。
はじめは16ビットで全ての文字を表現することを目指していたが、現在では32ビットで定義されている。
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2009-8 第4問 (6)

マルチプロセッサにおいてキャッシュの一貫性を保つために、各々のキャッシュが自身及び他のキャッシュの状態を把握しておき、最新のデータがどのキャッシュに存在するかを知ることで、必要なときに最新データを取得できるようにする手法。
複数のプロセッサが主記憶メモリを共有していて、メモリアクセスが全て同一のバスを通るような場合に有効なシステムであり、共通のバスを持たない分散メモリシステムでは用いることが困難である。

2009-8 第4問 (5)

チューリングマシンは無限に長いテープとそのテープを読み書きするヘッド、及び内部状態を保持するためのメモリからなる。チューリングマシンはその内部状態に従ってヘッドを動かし、テープから情報を読んで状態を変更したり、テープに情報を書き込んだりする。
チューリングマシンの動作は非常に単純だが、チューリングマシンで解くことのできる問題のクラスは実際の計算機の解くことのできる問題のクラスと同一であり、計算機のモデルとしてよく利用される。

2009-8 第4問 (4)

関係データベースの正規化とは、関連するデータをグループ化したり、同一データを重複して持つことが無いようにテーブルを分割・整理したりすることにより、データベースを正規形と呼ばれる形式に統一することを言う。
正規化を行うことで、データの更新による矛盾の発生を防ぐことができ、データの一貫性が保たれる。
正規化されていないデータベースはしばしば非効率であり、データベースの活用の妨げとなる。

正規化のうち特によく知られているのが第1〜第5正規形とボイス・コッド正規形であり、特に第3正規形までのものは実務でもよく用いられている。

2009-8 第4問 (3)

スペクトル拡散通信とは、デジタル信号を送信する際に冗長性を付加して本来必要とされる帯域より広い帯域に拡散させて通信を行う通信方式。受信側では送信側と同じ拡散符号を利用して元のデジタル信号を復元する。
冗長性が非常に高いためノイズの影響を受けにくく、妨害や干渉に非常に強い。また、デジタル信号の復元には送信側と同じ拡散符号が必要なため、情報の秘匿性にも優れる。
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Author:phenan
東大創造情報学専攻を受験予定の学生

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